大学院生活開始後2ヶ月の感想:2ヶ月経ってもやっぱりつらいよ
大学院での生活が始まって2ヶ月が経とうとしています。
授業はずっとオンライン(オンデマンド型が4つ、ライブ型が2つ)だけど、今週末から院生・卒研生の研究活動は再開されました。
少しずつ、従来型の学生生活に戻って行っています。
とはいえ、北九州市で第2波が発生したことによって警戒感が高まっているので、授業の脱オンラインは先延ばしになる可能性もありますが…
COVID-19の影響で前期はまともに研究活動が出来ないだろうと見込んで、今学期だけで卒業要件(授業の単位だけ)を満たすくらいに科目を詰め込んでいます。
それでもたった6科目。
たった6科目なのに、とても苦労しています…
大学院の授業は、学部に比べると数は少ないけど密度が高いです。
6科目のうち2科目はディスカッションがメインで、そのうち1科目は持ち回り制で他人の英語論文を発表します。
残りの受講者も事前に論文を読んで、質疑応答に参加しないといけません。
これが本当にしんどい。
以前も書きましたが私はアタマの瞬発力が本当に全くなくてノロマ中のノロマなので、質問されたことに対してさっ!と回答する事にとても苦労しています。
自分で答えていて、ああ、これ質問された意図と違うやつや…とわかっていながらでも今更修正出来ず回答している時のあの消えたい気持ち…
コイツは私の精神をかなりの勢いで侵食しています。
この授業には肉体的なしんどさもあって、1つの論文を読むだけで8時間以上はかかってしまいます。
もちろん、英語の翻訳だけならそこまでかかりませんが、これどういう意味だろうとあっちこっち調べているとあっという間に時間が経過する。
そこから参考文献や引用をたどって調べるともっともっと時間が掛かってしまいます。
ていうか「理解した」の定義ってなんだ、どこまで調べればわかったという事になるんだ…とか思いながら、結局授業の開始までに間に合わなくて。
変わった性格のせいで、文系女子なのに理系に進んじゃうし、研究室だって一番授業の相性が悪かった先生の所にいってしまうし、自分で自分の首を絞める行動ばかりとってしまいます。
なんか生まれてこのかたずっとハードモードだわ、と思っていましたが、そりゃそうだ、私を苦しめる原因が他でもない私なのだから…
だけど最近少しだけ楽しさを見付けられるようになりました。
当たり前の事ですが、事前準備をこれでもかとしっかりやれば、他の人を出し抜く事は出来ないけれど、悪目立ちしない程度には授業についていけます。
今までは頭一つ凹んでいましたが、人の倍くらい時間と手間を掛ければとりあえず追走は出来る気がします。
苦手な事に正面から向き合うのはマジで大変です。
しかも時代の流れに逆行しためちゃめちゃコスパの悪い生き方です。
だけどもともと苦手な事がほったらかしにしていて出来るようになる訳がないので、私はバカ正直に向き合っていこうと思います。